退職代行は正社員のイメージをお持ちではないでしょうか。しかし大学生のバイトであっても退職代行を利用することができます。勤め先のバイトで辞めるといえるような環境でないとき、退職代行サービスを利用する方法があります。
大学生のバイトでも退職代行は利用できる
退職代行はバイトをしている大学生が、バイト先を辞めるときにも利用することができます。
バイト先の環境によっては、辞めると言い出せないこともあるでしょう。バイト先にも行きたくないこともあるのではないでしょうか。そんなとき次のように退職代行を有効に活用する方法があります。
書類の手続きがスムーズ
源泉徴収票や離職証明書など、バイトであっても退職時にはさまざまな手続きが必要になります。退職代行サポートに依頼をすると、間に入ってくれるのでスムーズに進めることができます。
いいイメージで退職ができないとき、これらの手続きも嫌になるのではないでしょうか。しかし退職代行サービスに依頼をすると、すべて自分で進める必要がなくなります。
辞めたくても辞めさせてもらえない
すでに辞めたいといっていても、辞めさせてもらえないケースもあるでしょう。しかし、すべての労働者に退職する権利があります。そのため、このようなケースでは退職代行を利用することでスムーズに退職まですすめやすくなります。
バイトに退職代行がおすすめできる理由
バイトを退職したいとき、実は退職代行サービスはむしろおすすめです。その理由は次の点が挙げられます。
ブラックバイト対策
ブラックバイトで悩む人は決して少なくありません。しかし、自分ではどうすることもできず悩みが大きくなってしまうこともあります。そこで、退職代行を利用する方法があります。
また弁護士に依頼することにより、退職するだけでなく違法な場合の対策や給与を受け取っていない場合の相談などをすることができます。
脅迫対策
退職しようとすると損害が発生するなどと脅迫にあたる行為をする企業があります。いくら違法であっても精神的に参ってしまうなどお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そこで弁護士に依頼することで的確な対応をしてくれます。
さらに弁護士に依頼をすると、未払いの残業代がある場合でも対応をしてくれます。証拠が揃っている場合、労働基準監督署へ申告し、解決を図ることも可能です。パワハラ、セクハラなどで悩んでいる方でも相談が可能です。
有給を使える
アルバイトであったとしても、次の条件を満たしていれば有給休暇を取得できます。
年次有給休暇とは、労働者の心身の疲労を回復させ、また、仕事と生活の調和を図るために、労基法が労働者の「権利」として認めた有給の休暇です。
年次有給休暇は、①6か月以上継続勤務している者であって、②その期間において全労働日の8割以上出勤したものであれば、10日の有給休暇がとれます。以後、出勤率が8割以上であれば、継続勤務期間1年ごとに休暇日数は増加し最高20日を限度にとることができます。所定労働日数が少ないパートタイム労働者であっても、その所定労働日数に応じて年次有給休暇をとることができます。
弁護士に退職代行を依頼することで、有給休暇を消化して退職できる可能性が高くなります。
バイトで退職代行を利用する注意点
バイトを辞めるときに退職代行を利用するときは次の点に注意をする必要があります。
- 費用がかかる
- バイトは対応していないケースがある
- 未成年の場合は親の承諾が必要
退職代行サービスを利用すると費用がかかります。数万円であることが一般的なので、正社員であればそれほどデメリットであるとはいえません。しかしバイトで数万円稼ごうと思ったら容易ではありません。そのため代行サービス費用が価値があるかどうかをよく考える必要があります。
バイトは対応していないケースがある
退職代行サービスによっては、バイトに対応していないケースがあります。そのためサービスを選ぶとき、よく確認をするようにしてください。
未成年の場合は親の承諾が必要
大学生といっても未成年の場合は、退職代行サービスを利用する場合は親の承諾が必要です。しかし、2022年に18歳から成年となったため、大学生にはこのケースは当てはまらなくなりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ここまで大学生がバイト先を辞めるとき退職代行サービスを利用するべき理由や注意点を説明していきました。もしアルバイトをしていて辞めたいと思っているけど、なかなか辞めるといえないときはこのページを参考にして下さい。
特にブラックバイトとよばれる職場でアルバイトをしている場合、すぐにでも辞めるべきです。心身に大きな影響がでるだけでなく、損賠賠償を請求してくるケースもあります。
法的に正しい対応をするためにも、弁護士に退職代行を依頼することをおすすめします。
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